もうすぐひな祭り。
デパ地下のお菓子売り場などでは、2月のうちからひな祭りムードが高まっていました。
今年は3日がちょうど日曜日なので、一層盛り上がりそうですね。
そもそもひな祭りって、どんな風に始まったのでしょうか?
諸説あるようですが、ここでは、その一つをご紹介します。
中国、漢の時代、ある男のもとに3人の娘が産まれたのですが、
3人とも生後間もなく亡くなってしまいます。
悲しむ男を見て、仲間が娘たちの亡骸を清めて水葬にしたことが、起源だそう。
今でこそ楽しいイベントですが、悲しいエピソードに由来することを知って、
ちょっと驚きました。
さて、話を現代に戻しましょう。
ひな祭りの食べ物といえば、ちらし寿司。
その具材にも、ちゃんと意味があります。
海老は、腰が曲がるまで長生きできるように、蓮根は先を見通せるように、
そして豆は健康でマメに働けるように…。
見た目にも華やかで春の訪れを感じさせてくれるちらし寿司。
健康を願いつつ、私もおいしくいただきます。
元気でお過ごしください。
久郷直子