「読書の秋」にちなみ、読書を楽しむのもいいですが、
落ち葉や木の実、枝などを使って工作を楽しむのも素敵だと思います。
たとえば、きれいに色づいたカエデやイチョウの葉で押し花をつくる。
松ぼっくりでクリスマスの飾りをつくる。
ガマズミやコブシの実を使ってリースをつくる…
どれも手軽につくれて、季節を楽しむことができます。
私は今年、ススキで卓上用の小さな箒をつくってみようと思っています。
お月見の頃は、秋風に揺られ、銀色の穂を美しくなびかせていたススキ。
11月となった今ではすっかり枯れてしまい、カラカラに乾燥しています。
ですが、この枯れたススキが箒づくりにピッタリなのです。
用意するものは、以下のとおり。
- 枯れたススキの穂:20~30本(目安)
- 麻ひも:2~3本
- ハサミ
これだけです。
作り方も簡単。
- 枯れたススキから余分な葉を取り除き、穂と茎だけにします。
- 穂と茎の境目を麻ひもできつく束ねます。
- 穂と茎を切りそろえ、見た目を整えれば完成!
ススキの本数によって大きさを調整できるので、
自分だけのオリジナル箒がつくれます。
気温が急に低下し、肌寒さを感じるころです。
しっかりと防寒対策を行い、
今週は野山に出かけて、
落ち葉や木の実など、
工作の素材探しを楽しんではいかがでしょうか。
久郷直子