新春という言葉のとおり、
寒さのなかにも春の訪れを感じるこのごろ。
皆様、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、年が明けて早6日になります。
そろそろ、お正月気分を捨て、
いつもどおりの日常に戻りたいところです。
しかし「お正月モードから抜け出せず、
眠気や倦怠感が続いている…」と
お悩みの方も多いのではないでしょうか。
かくいう私も、そのひとり。
年末年始の暴飲暴食で身体が重く、
体内に毒が溜まっているような感じがすることもあります。
健康のことを思えば、
身体を動かして汗とともに
体内に溜め込んだ毒を流すのが良いでしょう。
お正月明けは、運動習慣をつけ直す良いタイミングですが、
こういった習慣はなかなか身に付かないものです。
そんなとき、私は、
カトリック教会の修道女・渡辺和子さんの
ある言葉を思い出します。
――人は皆、苦労を厭い、面倒なことを避け、
自分中心に生きようとする傾向があり、
私もその例外ではありません。
しかし、人間らしく、
よりよく生きるということは、
このような自然的傾向と闘うことなのです。
この言葉は、健康づくりに通じるところがあるように感じます。
健康は、あたりまえに授かるものではなく、
自らの努力によって得られるもの。
「人間らしく、よりよく生きる」、
つまり「心も身体も、健康に生きる」ためには、
苦労を厭い、面倒なことを避ける自分を
叱咤激励し続けることが大切なのではないでしょうか。
新年を迎え、
「今年こそは面倒だと感じている運動習慣を継続させよう!」と
強く意気込んでいるところです。
皆様にとって、幸多き1年となりますよう
心よりお祈りいたします。
久郷直子