その他 伝統/歴史 季節

節分の日、健康について考える

投稿日:2017年2月3日

健康ブームは加速し、
一年中、健康に関する情報があふれています。
テレビやラジオ、雑誌などでも頻繁に特集が組まれ、
ヨーグルトがいい、アーモンドがいい、
オリーブオイルがいいと諸説紛々。
「肉は、身体に悪い」という人がいれば、
「年を取るほど、良質な動物性たんぱくが必要だ」
という人もいたりして、
何が正しい情報なのかわからなくなります。

ちょうど、今日は節分です。
節分とは本来、立春・立夏・立秋・立冬の前日のこと。
昔は立春が1年の始まりとされており、
その前日である節分は、
今で言う大晦日のような役割でした。

節分

こうした年の変わり目には、
鬼が現れやすいといいます。
鬼は厄災や邪気の象徴で、
かつては病気や飢饉、
災害などの悪いことはすべて
鬼のしわざと考えられていました。
そこで生まれたのが、
鬼を祓う「豆まき」です。
豆をまいて鬼を追い払い、
福を迎え入れる。
そして、数え年の数だけ豆を食べて、
無病息災を祈る。
豆をまく理由は諸説ありますが、
豆が「魔滅(まめ)」の音に通じることからと
いわれています。

さまざまな健康情報が入り乱れる昨今。
つい新しい情報に飛びつきがちですが、
昔ながら健康習慣を試してみるのも
良いのかもしれません。
せっかくの節分の日。
栄養豊富な豆を食べながら、
1年の健康を願いましょう。

久郷直子

-その他, 伝統/歴史, 季節

関連記事

月

植物や月のある暮らし

この頃、来年の春に咲く花の球根のことを考えます。 チューリップやスイセン、ムスカリ、 ヒヤシンス、クロッカス、アネモネなど…。 植えるのは、10月下旬から11月にかけて。 秋から冬にかけて彩が乏しくな …

スケジュール

今年一年、有意義な時間を過ごすために

今日、1月11日は鏡開きの日です。 鏡開きとは、お正月に神仏に供えた鏡餅をおろし、 お雑煮やお汁粉に入れて食べて、無病息災を祈る行事。 地域によっては20日に行うところもあるようです。 お正月にひと区 …

ウツボグサ

夏の薬草を探して

2日ほど前に、1年の内で昼の時間が最も長くなる夏至を迎えました。 夏至を含め、季節の移ろいを表すものを「二十四節気」といいますが、 二十四節気をさらに細分化したものを「七十二候」といいます。 七十二候 …

お薬手帳

おくすり手帳が抱える問題

最近『おくすり手帳には不備がある』という内容のコラムを読みました。 おくすり手帳は、医療機関で処方された薬の情報や服用履歴、 アレルギーの有無などを記録して管理するための手帳です。 この手帳を持参する …

傘

降らずとも雨の用意

各地の梅雨入りニュースが届く頃となりました。 お茶の達人と言われた千利休が唱えた「利休七則」の一つに、 「降らずとも雨の用意」という心得があります。 降っていなくても雨の用意をしよう…つまり不慮の事態 …