季節

「和菓子の日」に健康を祈る

投稿日:2017年6月16日

和菓子

6月16日は「和菓子の日」です。

嘉祥元年(848年)、仁明天皇によって16個のお菓子などを
お供えして人々の健康を祈る行事が始められました。

この行事は、江戸時代ごろまで続いたそうなのですが、
明治時代に入って西洋文化が広まるとともに廃れていきました。

その後、昭和54年(1979年)に全国和菓子協会が
『美しい日本の四季と歴史の中で育まれてきた「和菓子」の素晴しさを楽しみ、
後世に伝え残していこう』という趣旨で定めたのが「和菓子の日」です。

日本の夏は湿気が多く、食欲も落ちやすいもの。

和菓子は、そんな時でも口にしたくなるような、
艶やかな見た目でみずみずしい食感をしています。

わらび餅や蜜豆、葛きり、水羊羹、寒天…
上品な自然の甘みと爽やかな後味は、夏の和菓子の醍醐味です。

また、清涼感のあふれる見た目や季節の風情を感じられるモチーフ、
夏の風物詩をあらわす意匠もの、夏限定のデザインなど、
視覚からも涼やかさを感じられます。

今週末には父の日があります。

今年の父の日には、お父様の健康を願って
和菓子を贈ってみるのも良いかもしれませんね。

久郷直子

-季節

関連記事

チューリップ

春の花壇を夢見て

球根植物には、秋に植え付け、 春から初夏にかけて花を咲かせるものが多くあります。 10月ごろに植え付けるとよい球根植物は、 アネモネやチューリップ、水仙、ヒヤシンスなど。 どれも、3~5月ごろに開花す …

秋の夕日

秋は夕暮れ

『枕草子(清少納言・著)』でも描かれているように、 秋の夕暮れは何とも趣のある時間です。 商店街や住宅街など、いつもの何気ない風景でさえ絵になり、 ノスタルジックな気分に浸れます。 「秋の暮 辻の地蔵 …

年越しそば

年越しそば

年末の帰省や出国ラッシュが本格化し、新幹線や空の便が混雑のピークを迎える、 というニュースを聞く頃になると、今年の年越しそばのことを考えます。 どこの蕎麦屋さんへ行こうか、自分で作ろうか、など。 お正 …

クローゼット

整理整頓の時期

自分の暮らしの中での年中行事では、12月を整理整頓の月としています。 不要なものを捨てることから始めて、 翌月、新年に新しさや清々しさを楽しむために、 家の中をすっきり、さっぱりさせることを一番に考え …

植物の芽

植物に学ぶ、美しい生きざま

連日、厳しい寒さが続いております。 三寒四温を繰り返しながら、 春へと向かってゆくわけですが、 まだまだ冬枯れの景色が広がっています。 暗く長い 土の中の時代があった いのちがけで 芽生えた時もあった …