涼しくなると身体を動かしやすくなり、外へ出かけるのが楽しみになります。
けれども、出かける機会が多くなると、がっかりすることもあります。
それは、若いころに比べて、けつまずきやすくなったこと。
少しの段差、ひどいときには何もないところでけつまずき、転びそうになるのです。
そして、1年に1回は本当に転倒して、
子供のころさながら膝をすりむき、生傷を負ってしまいます。
ただ子供のころと違うのは、なかなか傷が治らず、
傷口が塞がっても怪我した部分の黒ずみが元に戻りにくいこと。
加えて、ちょっと転んだだけでも骨折しやすくなりました。
けつまづきやすくなる主な原因は、骨や筋肉などの衰えだそうです。
加齢に伴って下半身などの筋力が落ち、立つ・歩くなどの動作の能力が低下します。
これにより、自分ではしっかり脚を上げて歩いているつもりでも、
実際には上がっておらず、少しの段差でけつまづいてしまうです。
また、そういったことが続いて身体を動かさなくなると身体機能の衰えが加速して、
さらにけつまずきやすくなります。
秋は、歩くことが快適な季節です。
これを機に、ウォーキングなどの運動習慣を持続させようと思います。
久郷直子