鍋料理は、冬の夕食の定番。
冷たい風に吹かれて家路についた後に食べる温かい鍋は、冷え切った身体を芯から温めてくれます。
最近、私が気に入っているのが、韓国の鍋料理「スンドゥブチゲ」です。
スンドゥブとは韓国の豆腐の1つ。
日本でいうところの、おぼろ豆腐のように柔らかい豆腐です。
スンドゥブチゲは、唐辛子ベースのスープに、スンドゥブと肉類や魚介類、野菜などを入れて煮込んだ料理。
スンドゥブチゲの味付けのベースとなる唐辛子には、カプサイシンという辛味成分が豊富に含まれています。
カプサイシンは、身体を温めて発汗を促したり、脂肪を分解して体外に排出したりする効果があります。
そのため、スンドゥブチゲは身体を温めるだけでなく、ダイエットにも力を発揮するのです。
スンドゥブチゲは、肉類や魚介類、野菜などをバランスよく摂れる反面、
食材から滲み出る出汁や香りで食欲が刺激されて箸が進んでしまいがちです。
さらに、鍋の締めとしてご飯やうどんなどを食べてしまうと、カロリーオーバーに…。
食べ過ぎには十分気をつけて、冬の鍋料理をどうぞお楽しみください。
久郷直子