秋刀魚、松茸、栗、新米…秋は旬の味覚があふれる季節。
中でも新米のおいしさは格別です。
湯気の下につややかに光る半透明の米粒…
この時期、毎日いただくご飯がとびきりのご馳走になります。
新米は普通の炊飯器で炊いても、
ほのかな甘味ともち米のようなもちもち感が楽しめます。
せっかくの新米なので少しでもおいしく食べようと思い、
私は今、より一層おいしく食べられる炊き方を模索しています。
土鍋を使ってみたり、水の量や研ぎ方を変えてみたり…
まだまだ工夫の余地はありそうです。
また、新米は塩気のあるおにぎりでいただいてもおいしいものです。
おにぎり用のご飯は、水量を少なめにし、やや固めに炊くのがポイント。
通常どおりに炊いてしまうと、水分が多すぎて握った際に米がつぶれてしまいます。
12月ごろまでは新米が出回ります。
いろんな食べ方で新米を堪能したいと思うこのごろです。
お健やかにお過ごしください。
久郷直子