朝、目覚めるとすぐにキッチンに向かい、お湯を沸かします。
朝の気温が低くなってきましたので、
ここ数日、温かいスープで目を覚ますことにしています。
時短のため、お湯を注ぐだけで出来上がる粉末状のカップスープをいただいています。
ところがコーンスープなどはとろみがあるため、
お湯を注いですぐにカップに口をつけると口の中が火傷しそうになることがあります。
ならば、スプーンで飲めば良いだけのことですが、
ステンレスのスプーンは冷たいため、スープも冷めてしまいそうです。
また、しばらくスープに浸けておくとスプーンまで熱々になり、
味よりも先に熱が口に伝わってきて、
スープ自体の美味しさを楽しめないように感じます。
そこで、私が今、重宝しているのが「木のスプーン」です。
スプーン自体が冷たくないのでスープも冷めにくく、
温かいスープを温かいまま口へ運ぶことができます。
そのうえ、木のぬくもりが伝わって来て、気持ちまで温もります。
木のスプーンの素材には、桜、樺、胡桃などの木が使われます。
いずれは自分で木を削って、
素朴なお気に入りのスプーンを作ってみたいと思うこのごろです。
暦の上では冬を迎えました。朝晩の冷え込みには十分にお気をつけて。
お健やかにお過ごしください。
久郷直子