お食事 伝統/歴史 季節 身体の健康

200年以上生きているアイデア

投稿日:

うなぎ

明日、7月27日は土用の丑の日。贅沢なうなぎを堂々と食べられる日ですね。

夏を元気に乗り切るためにうなぎを食べる日をつくってくれたのは、
江戸時代の学者、平賀源内だといわれます。

そもそもうなぎの旬は秋から冬。

とはいえ、夏にもうなぎを売りたいと考えたうなぎ屋の主人が源内に相談したところ、
「本日、土用の丑の日」と書いて店先に張ることを勧めたのだそう。

すると、その店は大繁昌し、他の店も真似るようになったとか。

この張り紙が客を呼んだ理由としては、当時、「丑の日」にうどん、梅干し、
瓜など「う」のつくものを食べると夏負けしないという風習があったからだそうです。

もし、この誕生秘話が本当なら、200年以上たった今でも残っていることを考えると、
源内のアイデアは相当優れたものであったということですね。

お元気でお過ごしください。

久郷直子

-お食事, 伝統/歴史, 季節, 身体の健康

関連記事

花粉症グッズ

花粉の季節、到来。

花粉症の方には、つらい季節がやってきました。 かくいう私も、テレビや新聞などで花粉の飛散状況をチェックする毎日を過ごしています。 この時季に欠かせないのが、ティッシュペーパーです。 各メーカーから様々 …

新緑

ゴールデンウィークの過ごし方

いよいよゴールデンウィークです。 お出かけや旅行の予定を立てている方も多いのではないでしょうか。 この時期になると、私は「衛生掃除」を思い出します。 衛生掃除とは、コレラなどの流行病を防ぐ目的で、町内 …

雛人形

「ひな祭り」の由来を考える

明日3月3日は、ひな祭りです。 ひな祭りの起源は、中国から伝わった五節句の1つ 「上巳(じょうし)の節句」といわれています。 上巳の節句には草や藁で作った人形(ひとがた)を撫でて穢れを落とし、 厄災を …

2019年お正月

2019年最初のミッションは…

あけましておめでとうございます。 平成最後のお正月、存分に楽しまれたでしょうか? 初詣、初売り、初日の出、書き初めなど「初」のつくイベントに加えて、 家族や親しい人たちとお屠蘇を飲み、 お雑煮やおせち …

ビールと枝豆

暑い季節も悪くない…

暑さが続く毎日。 体調管理はたいへんですが、ちょっとした楽しみや喜びもあります。 洗濯物がカラッと乾くこと、冷たい水がありがたく思えること、 まとわりつく熱気に混じる草木の匂い、セミの声、スイカの甘さ …