今日、12月13日は「正月事始め」です。
「正月事始め」は、「煤払い」「松迎え」など、
正月の準備にとりかかる日とされます。
お歳暮の手配、大掃除、年賀状、お正月の準備、
ペットのいる人はトリミングの予定など、ついドタバタしてしまいがちな12月。
通院したり、薬をもらったりしている方は、
年末年始の休診情報も把握しておきたいものですね。
年末は、病院も混雑する可能性があるので、
早めに予約しておくことをおすすめします。
また、もう済ませた人も多いかもしれませんが、
年末の慌ただしさにかまけてインフルエンザの予防接種も忘れがちです。
予防接種のワクチンは、打っても打たなくてもインフルエンザ自体には感染するらしく、
完全に予防できるわけではありません。
ただし、発熱やのどの痛みなど、インフルエンザが発症することを抑える効果や、
合併症を予防する効果は期待できるので、私はこれから予約を入れようと思っています。
高齢者がインフルエンザのワクチンを接種すると、
接種しなかった場合と比べ、死亡のリスクを5分の1に減少させ、
入院のリスクは3分の1から2分の1程度にまで減少させることが期待できるといわれています。
インフルエンザが重症化しやすい高齢者や、喘息、心臓病、
腎臓病といった持病のある方は、ぜひワクチンを接種して
冬の健康に留意していただきたいと思います。
お元気でお過ごしください。
久郷直子