秋の夜長、「読書の秋」を楽しんでいる方も多いのではないでしょうか。
最近では「紙の本」よりも「電子書籍」を好む方も増えましたが、
どちらにしても長時間、読書をしていると目が疲れます。
そんな時におすすめしたいのが「小豆のカイロ」です。
蒸しタオルでもかまわないのですが、小豆のカイロのほうが保温時間が長いうえに、
レンジで温めると繰り返し使えるので気に入っています。
作り方は簡単です。
まず、綿100パーセントの巾着に適量の小豆を入れます。
その後、電子レンジで30秒~60秒ほど温めれば完成です
(60秒以上、温めると小豆が割れるので注意してください)。
完成した小豆のカイロを目の上にのせると、目の奥からしっかりと温めてくれます。
湿気を含む温かさに加え、小豆の適度な重みが心地良いものです。
ところで、どうして小豆を使うのでしょうか。
調べてみると、小豆は穀物や豆類の中でも水分量が多く、
温めると自然に水蒸気となるのでカイロに良いそうです。
ちなみに、同じ理由で玄米や小麦などでもカイロが作れるそうですが、
やはり小豆の方が適しているとのことでした。
これからの季節は、首・肩のコリやドライアイに悩まされやすくなります。
小豆のカイロは、こうした秋から冬にかけての不調にも力を発揮します。
朝夕の寒暖差が激しくなってまいりました。
体調管理には十分にお気をつけて。
お健やかにお過ごしください。
久郷直子