もっと長く桜を楽しみたいのに、
桜はほとんど散ってしまっていて、
もう若葉が出てきています。
こんなに早く散る桜、
もうちょっと咲いていてほしいものです。
花の時が過ぎても桜を楽しむために、
和食での食材の楽しみ方をヒントに考えてみました。
和食には、
「走り」「旬(しゅん)」「名残り」
という食材の楽しみ方が3つあります。
「走り」は出始めの食材や初物をいただくこと。
「旬」は今まさに美味しいとか、
沢山取れるという時期。
お値段などもお手頃です。
そして「名残り」。
時期的に終わりのものを、
最後にもう一度楽しんで
来年の季節を待ちましょうという楽しみ方。
桜の名残りを楽しむには、
桜の塩漬け(桜漬け)がおすすめ。
桜漬けは、お祝いの席で
「桜湯」にして飲まれることが多いですが、
桜餅やおにぎりのトッピングや
餡パンのヘソにのせている桜漬けも見られますね。
おすすめは、今が旬の
えんどう豆を使った桜豆ごはん。
香りで春を満喫できます。
久郷直子