台風21号の被害、北海道の大地震など、日本各地で様々な災害が頻発しております。
被災された皆様には心よりお見舞いを申し上げるとともに、1日も早い復興をお祈りいたします。
さて、残暑厳しい毎日ですが、9月に入ってから時折吹く涼風に季節の変わり目を感じます。
9月といえば、お月見の季節(今年は9月24日が中秋の名月だそうです)。
私は今から楽しみにしていますが、満月でなくとも秋の月はいっそう美しく感じます。
調べてみますと、主な理由として次の2つが挙げられるそうです。
1つは「月の高さ」。
月の通り道は季節によって異なり、夏は低い位置を、冬は高い位置を通ります。
その間にある春と秋は適度な位置を月が通るため、
観賞するにはちょうどよい高さだそうです。
もう1つは「空気の状態」。
秋は空気が乾いて澄んでいるため、月がくっきりと見えます。
一方、春は同じくらいの高さに月があるものの、
空気中に花粉や塵、黄砂などが飛び交っているため月がくすんで見えます。
これらの理由を踏まえると、「秋の月は1年の中で最も美しい」というのにも納得です。
どうしても気持ちが落ち込んでしまう日はあります。
そんな時は、美しい月を眺めて心を落ち着かせてみるのも良いかもしれませんね。
健やかにお過ごしください。
久郷直子