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健康の金言

2015年の健康の金言一覧

「セーターはイギリス製に限る」

ヨーロッパの言い伝え

この季節、特に冷えに悩む人には、毛糸の衣類は必需品ですね。
セーターやアームウォーマーやネックウォーマーなど手放せないのではないでしょうか。

毛糸の衣類は、なぜ暖かいのかご存知ですか?
毛糸は縮れた羊毛が絡み合ってできていて、その間に多くの空気を含んでいます。 空気は、非常に断熱効果が高いので、冷たい外気をシャットアウトして、暖かい内側の空気を逃さず溜め込んでくれるのです。

そこで、身体だけじゃなく心まで温めてくれるような気がする、セーターの言い伝えをひとつ。

「セーターはイギリス製に限る」ヨーロッパには、こう豪語してはばからない人たちがいます。
昔から、セーターは作業着や防寒着として、イギリス人の生活に欠かすことのできない衣服でした。 これをファッションとして認めさせたのは、イギリス国王エドワード8世。国王の地位よりも”愛”を選んで退位したという逸話とともに、歴代国王のなかでも屈指のダンディーとして知られている方です。

彼がまだ皇太子だった1922年のある日、セントアンドリュースゴルフ場に、それまで考えられなかったスタイルで登場されました。 なんとフェアアイル・セーターにスラックスといういでたち。 その日から、セーターは人前でも恥ずかしくないファッションになったのです。
そんな理由からか、今でも「ニットは英国製」という人がいるようです。

といっても、今では、英国製以外でも多くのファッショナブルなセーターが出回っています。
これから、冷え込む季節です。 自分の好みのセーターを見つけて楽しく、ぬくぬくでイキイキな毎日を過ごしましょう。

2015/10/16 更新

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仮病は、この世で一番重い病気だよ

手塚治虫

あなたの周りにはいらっしゃいませんか?「この世で一番重い病気」を時々患う人。

「たまには病気だと偽って・・」なんて、よこしまな考えをよぎったことがある人は、けっこう多いのではないでしょうか。

さて、この仮病。じつは現代にだけ存在しているのではありません。仮病は平和な時代に多いらしく、江戸時代も幕末のころになると、欠勤届に仮病をつかう武士が相当いたそうです。
その代表格とも言えるのが、伊予宇和島藩主の伊達宗城。この人はとんでもない人だったようで、例えば、十五代将軍徳川慶喜について宮中へ参内する予定の前日に「明日は腹瀉なれば、御供相勤め難く侯・・」という欠勤届けを出す始末。つまり「あしたは下痢になりますので御供はできません」ということですから、老中たちが呆れ果てたのも当然です。

また、下総の佐倉藩では、ウソの眼病を理由にする武士が多かった、という記録があります。他の藩でも仮病の対策にはいろいろと手をつくしたようです。 武士道から想像するに、武士というとまじめな印象がありますが、幕末あたりはかなりいい加減だったようですね。

もっとも、休む休まないに関わらず、宮仕えがつらいのはいつの世も同じだろう・・・と思います。

2015/10/02 更新

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花は咲く ただひたすらに

相田みつを

人の生き方を花になぞらえた、相田みつをらしい一文です。
今回は、室内に生ける花についてお話ししましょう。

自然の中での暮らしが健康にいいというのは、誰にでも想像がつきますが、実は、生け花は十分にその代わりを果たしてくれます。
生け花は、目の保養、心の栄養とも言えるもの。それは簡単に生活の中に取り入れられる自然であり、私たちにリラックス効果を与える・・・というわけです。

そう聞くと早速、生け花を取り入れたくなりますが、部屋に生ける花は、ただ色と形さえよければいいというわけではありません。
部屋の広さや壁の色、照明、そしてそこに住む人ともマッチしていることがポイントです。
例えば、光の差し込む窓辺には、透明なガラス器に生けた花があいます。茎のスマートな花、又は一輪だけでも十分美しい花を選ぶといいでしょう。
玄関先や階段の踊り場、お部屋の片隅に生ける花は、手前に90度の角度で花が広がるように生けると美しいと言われています。

また、花器や花は壁の色や家具にあわせて選ぶようにしましょう。
明るい家具には明るい花と明るい花器。
シックな家具には籐のかごなどに濃い色の花を生けるとグッとしまります。

最近では手ごろな価格で、花器になりそうなグラスや可愛い空き瓶など、
小物がたくさんあります。
あなたのアイデアと工夫で、お部屋の中にステキな自然を取り込んでくださいね。

2015/09/18 更新

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森脇監督「時差ボケは大丈夫か?」
糸井選手「そういうのは向こうが合わすことなので、あり得ないです」

WBC全7試合にフルイニング出場したオリックス糸井嘉男外野手が、遠征先のアメリカからチームに合流した時の言葉です。
ユニークなキャラクターで知られる糸井選手ならではの一言ですね。彼の時差ボケに対する特殊なアプローチはさておき、今回は普通の時差ボケの話です。

時差ボケは、数時間以上の時差がある地域間を飛行機などで短時間で移動した際に起こる、心身の不調状態を称する一般通称です。主に眠気や食欲不振などの症状があらわれ、ときにはイライラや無気力、疲れ、ひどいときにはノイローゼになる人もいるとか。
大リーガーやヨーロッパのサッカーチームが来日第1戦によく敗れるのは、時差ボケのせいだともいわれます。症状を考えると、なるほど、来日早々の試合に敗れるのは、当然かもしれません。

ところでこの時差ボケ、4時間以上の旅になると起こるようですが、当然のことながら、南北への長時間飛行では感じられません。東回り、西回りだけに症状が出るのは、文字どうり時差があるから。当たり前の話するなって?それじゃ、こんなの、知ってました?

時差ボケは東西どちらに旅するかによっても差があって、東回りの方がボケ具合がひどくなるそうです。
なぜ?それは、東回りだと地球の自転に逆らって飛行するからで、リズムの狂いが激しくなってくるわけです。

さらに、神経質な人や血圧の低い方は特に時差ボケになりやすいとか。
神経質で、なおかつ血圧が低いのであれば、できればずーっと西周りですむような移動を考えた方がいかもしれません。
「そんな無茶な…」という方は、行きか帰り、どっちかは東向きになるわけですから、旅先で時差ボケになったほうがいいか、帰ってからのほうがいいかをよーく考えて、旅のプランを組みましょう。

2015/09/04 更新

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■病人に、鉢植えは贈るな

昔からの言い伝え。

「病人に鉢植えを贈ってはいけない」。みなさんも、何度となく耳にしたことがあるでしょう。
その理由としてよく言われるのが、「鉢植えは根付く」・・・つまり、いつまでも退院できないという意味に通じるから縁起がよくない、というもの。

でも、見舞品に鉢植えがよくないとされているのには、もう一つ大きな理由があるんです。

ご存じのように、植物は昼間、光合成をして、二酸化炭素を吸って酸素を出します。
ところが、夜になると逆に酸素を吸って二酸化炭素を・・・つまり、夜間は人間と同じように呼吸をするんです。

これでは病人と鉢植えの植物が室内の酸素を奪い合って、病人の養生に良くありません。
実はこういう理由から病気見舞に鉢植えものはよくないとされているんですね。
一見迷信じみていても、こういうふうにちゃんとした理由があることも多いもの。
昔から悪いとされてることは、やっぱりやめておいたほうがよいようです。

2015/08/22 更新

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■おとぎ話の王子でも 昔(むかし)はとても食べられないアイスクリーム アイスクリーム

さとうよしみ 作詞 、服部公一 作曲

童謡「アイスクリームのうた」の冒頭です。
言われてみれば、冷凍庫が無い昔は、どんな大金持ちでも、暑い時期にアイスクリームを食べるなんてことは、出来なかったのですね。
そう思うと、ホント、今は幸せだなあと思います。

ところで、アイスクリームを食べると、頭の横のあたりが痛くなること、ありませんか?
あの症状には医学的な正式名称があって「アイスクリーム頭痛」と言います。原因は2つ。
(1)冷たいものを食べると、急激に冷えた口内を温めようと、頭の血管が太くなって血の量を増やし、一時的な炎症が起きる。
(2)冷たい物が喉を通る時、喉の三叉神経(※)が刺激され、この時に発生する伝達信号を脳が勘違いして、喉ではなく頭の痛みだと認識する。
まあ、2~30秒もすれば治る症状なのですが、それも我慢できない方へ対処法をお教えするとすれば「ゆっくり食べる」だそうです。

アイスクリーム頭痛について、もう一つ。
「昔のアイスやかき氷は頭がキーンってならなかったのにね」という話を聞くことがよくありますよね。
これ、勘違いではなく、正しいのです。
昔のアイスやかき氷は、今みたいに強力な冷凍庫ではなく、比較的高めの温度で管理されていたから。
今のアイスも、買ってすぐではなく、少し柔らかくなるくらいまで待って食べると、アイスクリーム頭痛になりにくいです。
それに、そのほうが美味しいですよ。

(※)三叉神経:十二対ある脳神経の一つで、第五脳神経とも呼ばれます。三叉とはこの神経が眼神経、上顎神経、下顎神経の三神経に分かれることに由来しています。

2015/08/07 更新

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■若い女は美しい。しかし、老いた女はもっと美しい。

ウォルト・ホイットマン(アメリカ・詩人)

「歳を重ねて教養や知性、品格などを身につけた女性は、若い女性以上に魅力的である」ということでしょうか。
そう言われると悪い気はしないけれど、やっぱり「いつまでも若々しい姿でいたい!」と願うのもまた、女心というもの。
そこで今回は、見た目のアンチエイジング術として、紫外線からお肌を守り、シミ・シワを防ぐ“食材”をご紹介します。

紫外線対策にオススメの食材は2つあります。
1つ目は、トマト。
トマトに含まれるリコピンには、シミの原因物質・メラニンの生成を抑える効果とともに、ハリの元であるコラーゲンの産生を促す効果があります。これにより、シミやシワを防ぎます。

2つ目は、ダークチョコレート。
ダークチョコレートに含まれるカテキンやポリフェノールは、強い抗酸化作用を持ち、シミの生成を抑制します。特にカカオ75%以上のものには、お茶の4倍ものカテキンやポリフェノールが含まれるのでオススメです。ただしミルクチョコレートには、抗酸化作用がないので、ご注意を。

反対に、食べるとシミ・シワに繋がる食べ物もあります。それは、意外なことにレモンやオレンジなどの柑橘類!これらに含まれるソラレンという成分には、紫外線の吸収を高める働きがあり、外出前に摂るとシミやシワができやすくなるのです。
しかし幸いなことに、ソラレンの効果は約7時間しか続きません。そのため日光が当たらない夜に食べれば、ソラレンの悪影響を受けずに済むというわけです。

まだまだ日射しの強い日々が続きます。しっかりと紫外線対策を行い、見た目も中身も魅力あふれる、パーフェクトな女性を目指しましょう!

2015/07/24 更新

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■死のうと思っていた。ことしの正月、よそから着物を一反もらった。—中略—これは夏に着る着物であろう。夏まで生きていようと思った。

太宰治の短編『葉』、冒頭より。主人公を生に踏みとどまらせた、“夏に着る着物”とは、麻で作られたものでした。———布地は麻であった。鼠色のこまかい縞目(しまめ)が織りこめられていた。これは夏に着る着物であろう。

「麻は夏のもの」。これは、高温多湿な日本ならではの感覚です。
蒸し暑い夏を少しでも快適に過ごす術として、日本では昔から、麻を様々な形で活用してきました。
まず、『葉』にも描かれる麻の着物。他の生地でつくった衣服と違い、汗を吸っても肌に密着せず、さらりとした感触が保たれます。
見た目にも涼やかな、麻のれん。しっかり目隠ししながらも、風通りは良いため、夏の模様替えによく用いられました。
平安時代、都人(みやこびと)に好まれたのは、麻の敷き布団。熱気がこもらず、一晩中ひんやり気持ちよく過ごせます。夏の夜といえばもう一つ、蚊帳。麻製の蚊帳には、外気より1〜2度ほど体感温度を下げる効果があり、虫だけでなく暑さ対策にもなります。また、現代ならクーラーの風よけにも。

今年の夏も、あいかわらず暑くなりそうです。 本格的に夏を迎える準備として、日本古来の涼の知恵・麻を暮らしに取り入れてはいかがでしょう。

2015/07/10 更新

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■想像力は知識よりも重要である。
(そうぞうりょくは ちしきよりも じゅうようである)

現代物理学の父・アインシュタインは、この言葉に表されるように、想像力をとても大切にしました。常識に囚われることを嫌い、当たり前のことにまで疑問を持ち、想像の翼を広げて思考を重ねることで、数々の難題を解き明かしていったのです。

たとえば、有名な特殊相対性理論が生まれた背景には、こんなエピソードがあります。
その当時。科学者たちは、ある難題に頭を抱えていました。それは、「普通、物が動く速さは、見る人によって違って見えるものなのに、なぜ光は同じ速さで動いているように見えるのか?」というものです。
…分かりやすく言うと、こんな経験はありませんか?
電車に乗っている時、隣に別の電車がもう1本、走ってきたとします。すると、隣の電車は実際の速度よりも、ずいぶんゆっくり走っているように見えます。これは、電車に限らず、全ての物質に当てはまる法則。ところが不思議なことに、光は誰がどこから見ても、同じ速さで動いているように見えるのです。

彼らは、あの手この手を使って難題に挑みましたが、「なぜ同じ速さに見えるのか?」という答えは一向に見つかりませんでした。それもそのはず。彼らは「光も、他の物質と同じ法則で動いている」という常識に囚われていたのです。
しかし、アインシュタインは違いました。類い稀なる想像力を駆使し、「光は、誰がどこから見ても速さが変わらない特殊な物質だ」と結論付けたのです。
「常識という凝り固まった知識を打ち破るには、それを超える想像しかない。だからこそ、想像は知識よりも重要である」。彼は自らの経験を通して私たちに、こう伝えたかったのではないでしょうか。

彼のような天才ではありませんが、私たちも「なぜ?」「どうして?」と疑問を繰り返し、想像力を働かせることは出来ます。「光の速さは…」なんて、難しい問題に挑む必要はありません。まずは身近な疑問に対して、想像を巡らせてみませんか?たとえ新しい発見がなくても、想像はそれだけで脳のアンチエイジングに繋がります。

2015/06/26 更新

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■晴れた日は晴れを愛し、雨の日は雨を愛す。楽しみあるところに楽しみ、楽しみなきところに楽しむ。
(はれたひは はれをあいし あめのひは あめをあいす。たのしみあるところに たのしみ たのしみなきところに たのしむ)

小説『宮本武蔵』で知られる作家、吉川英治氏の言葉です。
さて、皆さんは“梅雨”って好きですか?
なんて聞かれて、「もちろん大好き!」と答える人はまずいないでしょう(いたら、ごめんなさい)。雨が続いて外出できない、食べ物が傷みやすい、洗濯物が乾かない…など、梅雨の嫌な点を挙げればきりがありません。おまけに、人によっては湿度や低気圧のせいで、だるさ、肩こり、冷えといった、いわゆる“梅雨だる”の症状に悩まされることも。健康面にも被害が及ぶのだから、梅雨はやっぱり嫌い…。といって、梅雨空のようにどんより気分で過ごしていては、いつまでたっても調子が出ません。ここは一つ吉川氏にならって、梅雨ならではの楽しみを探してみませんか?

例えば…
●レイングッズ
…最近はトレンチコート風のレインコートや、ハイヒールのレインシューズなど、普段使いもできそうな、オシャレなレイングッズ(あえて雨具とは呼びません)が増えています。お気に入りのアイテムを揃えれば、雨の日が楽しみになりそうです。
●あじさい
…お花見といえば、大抵は晴れた日に楽しむものですが、雨の日にこそ楽しめるのがあじさい。 強い日差しのもとで萎れていた花が、薄暗い雨の中で、ほのかな光りを放つように輝くその様は、梅雨時の風物詩といえるでしょう。 この時期は各地であじさい祭が行われます。一度、足を運んでみてはいかがでしょう。
●雨の日限定のサービス
…雨天だと客足が鈍るせいか、雨の日限定の割引サービスやプレゼントを行っているお店は少なくありません。出かけるのをおっくうがっていると、せっかくのチャンスを見逃すかもしれませんよ。

こんな風に、ちょっと考えただけでも、梅雨ならではの楽しみはいくつも見つかります。雨の日は雨を愛して、気分だけでもスカッと晴れやかに過ごしたいですね。

2015/06/12 更新

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■腹が減っては戦が出来ぬ
(はらがへっては いくさができぬ)

受験や就職、スポーツの試合…平和な現代にも多くの戦があります。こうした場に空腹のまま出向いても、身体に力が入らなかったりイライラしたりと、十分な働きは出来ません。

戦を勝ち抜くために、ご飯はいつでもモリモリ食べて、常に満腹をキープしましょう!…と、言いたいところですが、実はそうとも言い切れません。というのも、近年の実験で「頭を働かせるには、空腹の方が良い」ことが証明されたのです。

実験の内容は、以下の通り。
ハエに特定のニオイを嗅がせると同時に、電気ショックを与え、そのニオイが危険であることを覚えさせました。すると、満腹時は何度も教え込まないと覚えなかったのに対し、空腹時は1回で成功!ただし、飢餓状態になると、食べ物に関する情報しか早く覚えませんでした。
このことから、頭を効率よく働かせるには、適度な空腹が良いことがわかります。

戦に勝つカギは、空腹と満腹のコントロールにあり!体力勝負の前にはしっかり食事を摂り、頭脳勝負に挑む時は適度にお腹を空かせれば、連戦連勝まちがいなし…かもしれませんね。

2015/05/29 更新

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■朝寝は時間の出費である。これほど高価な出費はない
(あさねは じかんのしゅっぴである。これほどこうかな しゅっぴはない)

アンドリュー・カーネギー

アンドリュー・カーネギーは、アメリカン・ドリームの体現者として、史上に残る大実業家です。1835年、スコットランドの貧しい家庭に生まれ、経済不況により一家でアメリカへ移住。13歳の時から、織物工場の作業員や計算書記、配達夫などの職を転々とした後、時代に先駆けて鉄鋼会社を設立。そこで莫大な財を成し、鉄鋼王と称されるようになります。

カーネギーを成功へ導いたものは、運でもなんでもなく、ひとえに自身の努力と探究心でした。それは、朝の一時も無駄にしないという、彼の言葉にも現れています。

さて、現代日本のビジネスマンの間では近頃、早起きして仕事や勉強に取り組む「朝活」がブームになっています。朝は脳がフレッシュな状態で、集中力や思考力が高まるため、新たな情報を取り入れたり、創造的な仕事をするのに適しているというわけです。

朝は少しでも長く寝ていたい…という人も、夢の世界を楽しむのはほどほどにして、朝活に励んでみませんか?カーネギーのように、本物の夢(ドリーム)が叶うかもしれませんよ。

2015/05/15 更新

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■若くして流さぬ汗は、年老いて涙となる。
(わかくして ながさぬあせは、としおいて なみだとなる)

今回は、マラソン競技の発展に命を掛けた名指導者・中村清の言葉をご紹介します。

日本の走りが、世界に全く歯が立たない時代。中村は“世界に通用するマラソン選手を育てる”という壮大な目標を掲げました。そして、母校である早稲田大学競走部の監督に就任すると、指導者としての手腕をいかんなく発揮していきます。

『若くして流さぬ汗は、年老いて涙となる』。
この言葉は、中村の口癖だったそうです。何度も繰り返すことで、教え子たちを激励するだけでなく、時折、挫けそうになる自分にも「今、やらずにいつやるのか」と喝を入れていたのかもしれません。こうして彼は、瀬古利彦をはじめ、多くの教え子たちを世界の舞台へ送り出していきました。しかし、彼は悲願であったオリンピックのマラソン金メダルを見ること無く、1985年5月25日、71年の生涯を閉じます。

それから30年。日本のマラソンは、レベルを上げ、その影響を受けて一般市民の間でも人気が高まり、全国のマラソン大会には参加希望者が殺到しています。マラソン黎明期に中村が流した汗が、今の時代を作ったと言えるのかもしれませんね。

「今やらねば…」という精神は、健康づくりの上でも大切です。「まぁ、いいか」と不摂生を積み重ねると、後々、痛い目を見ることにもなりかねません。将来、病気で泣かないためにも、くじけずおごらず養生を重ねていきましょう。

2015/05/01 更新

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■「65歳で引退するなんてばかばかしい。私が65歳の時には、まだニキビがあったよ」
(65さいでいんたいするなんて ばかばかしい。わたしが65さいのときには まだ にきびがあったよ)

80歳の時、映画『サンシャイン・ボーイズ』でアカデミー助演男優賞を受賞した、アメリカの俳優でコメディアン、ジョージ・バーンズの言葉です。この言葉通り、彼は100歳で亡くなるまで精力的に活動し続けました。

世界一の長寿国・日本ではバーンズ氏のように、いくつになっても現役で、趣味や仕事に打ち込む人が増えています。その一方で、介護を必要としたり、寝たきりだったり…という人が増えているのも事実。前者を目指すなら、何より生涯にわたって健康を維持することが大切です。

そのために心がけたいのが、「テクテク、カミカミ、ニコニコ、ドキドキ」。これは元気が出るおまじない…ではなく、生涯健康のために実践したい4つの生活習慣です。「テクテク」はウォーキングなどの適度な運動をすること。「カミカミ」はバランスの良い食事をよく噛んで食べること。「ニコニコ」はクヨクヨせず、いつも笑顔でいること。そして「ドキドキ」は、趣味や人との出会いを通して感動すること。

毎日の生活に4つの習慣を取り入れることが、元気な身体と若々しい心を保つヒケツ。長〜い人生、テクテク、カミカミ、ニコニコ、ドキドキしながらこれからも楽しんでいきましょう♪

2015/04/17 更新

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■酒なくて 何の己が 桜かな
(さけなくて なんのおのれが さくらかな)

――花見に酒は付き物さ、なけりゃ何にも楽しくねえ。
『長屋の花見』や『寄合酒』など、お酒にまつわる落語でも引用される、この川柳。お酒が大好きなのんべえは、つい共感してしまいますね。
飲みすぎは身体に毒…なんて、耳にタコができるほど聞いたことでしょう。せっかくの花見シーズンなので、今回はお小言なし!酒の肴にピッタリな、お酒にまつわる健康雑学をご紹介します。

1 ビールだけでは、太らない!
「ビールを飲むと太る」といわれますが、それだけでは太りません。ビールの炭酸ガスとホップの成分が、胃を刺激することで食べ過ぎてしまい、結果的に太ってしまうのです。つまり、ビールを飲んでも、おつまみを食べなきゃ太らない!……まあ、我慢できずに食べちゃうんですけど。

2 枝豆が、悪酔いや二日酔いを防ぐ!
おつまみに欠かせない枝豆。実はコイツ、結構スゴイ!というのも枝豆に含まれるメチオニンには、アルコールの分解を促し、肝機能を高める働きがあるのです。枝豆は美味しいだけじゃなく、私たちを悪酔いや二日酔いから守ってくれる、まさに救世主ですね。

3 シメにラーメンが食べたくなるのは、なぜ?
お酒の後に食べたくなる、ラーメン。その理由は、アルコールの利尿作用で、体内の水分と塩分が不足しがちになることに加え、アルコールの分解に大量の糖類が消費され、身体が補給を求めることにあります。水分・塩分・糖類を兼ねそろえたラーメン。食べたくなるのは、仕方がないことなのですね…。

いかがでしたか?雑学を披露して宴会を盛り上げれば、もっともっと花見を楽しめるかもしれません。
桜の季節、短い宴会シーズンを、おもいっきり楽しんでくださいね!

2015/04/03 更新

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■おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。
(おごれるひとも ひさしからず ただはるのよの ゆめのごとし)

———思い上がって得意になっている人も、その栄華は長くは続かない。それはちょうど、春の夜の夢のようである。
「祇園精舎の〜」で始まる、『平家物語』冒頭の一節。国語教材の定番なので、ご存知の方も多いでしょう。私も中学時代に再三、暗唱した記憶があります。
ここでは、“春の夜の夢”が長く続かないものの例えとして登場します。授業で習った頃はピンときませんでしたが、最近になって「なるほどなぁ」と実感するようになりました。
というのも、近頃、夢の途中で目が覚めることが多いのです。「もう朝か」と思うと、外はまだ真っ暗。ではもうひと眠りと横になり、短い夢の後で再び目覚めると、まだ1時間も経っていない…。そんなことを繰り返し、じりじりと時間が経つのを待つうちに、ようやく朝を迎えるわけです。

夜中に何度も起きてしまう状態は、中途覚醒と呼ばれ、立派(?)な不眠症状の一つ。春は寒暖差が激しいため、体内の調整機能が乱れて、こうした不眠症状に悩む人が増えるそうです。
そこで私が実践しているのが、朝と夜のメリハリ入浴法。朝は少し熱めのシャワーをさっと浴びて、シャキッと身体を目覚めさせる。夜は寝る1時間前に、ぬるめのお湯にゆっくりつかり、身体をリラックスさせる。こうして乱れた調整機能を落ち着かせるだけでも、いくぶん眠りが深くなったようです。
春の不眠にお悩みの方は、一度試してみてはいかがでしょうか?

2015/03/20 更新

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■無駄な一日。それは笑いのない日である。
(むだな いちにち。それは わらいのないひ である)

チャールズ・チャップリン

『笑いには、免疫力の向上やストレスの緩和などの様々な効果があることが、科学的にも証明されている』ことは、以前の金言でも取り上げました。

健康のために笑うのは大切だとわかっていても、どんな時でも笑って過ごすのは意外と難しいですよね。
たとえば、住む場所がない。食べる物もない。お金を稼ぐにも、安定した仕事がない…。そんな不運に見舞われた時。私たちは、笑っていられるでしょうか?

実は、これらの不運。全てチャップリンが幼少期に体験したことです。彼はそんな環境の中で劇団員となり、映画の世界へと足を踏み入れました。そして今もなお、愛され続けている喜劇映画の数々を作り上げていったのです。

彼は、こんな言葉も残しています。

――しばしば、とんでもない悲劇が、かえって笑いの精神を刺激してくれる。
――笑いとは、すなわち反抗精神である。

自分の身に降りかかる不運だけでなく、戦争や労働者の差別など、社会全体の悲劇までも笑いに変えたチャップリン。喜劇王は、その類まれなる「悲劇を喜劇に変える力」で、世界中の人々にも笑いを届け続けました。

そんな彼も、1977年12月25日に人生の幕を下ろします。享年88歳。
当時のイギリスの平均寿命より、15年長い生涯でした。

2015/03/06 更新

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■長生きするためには、ゆっくり生きることが必要である。
(ながいきするためには ゆっくりいきることが ひつようである)

紀元前のローマに生きた、弁論家であり政治家、キケロの言葉。
現代にも、スローライフという言葉があります。これは、「ゆっくりとした、心豊かな生き方」をすすめるもので、ファストフードに対抗して起こった、「スローフード運動」が語源といわれています。運動の提唱者はイタリアのカルロ・ペトリーニ氏。2000年以上の時を経て、同じイタリアで似たようなことがいわれるなんて、何だか面白いですね。

一方で、「早足の人は寿命が長い!?」なんて話も。数年前、65歳以上の男女約3万5千人を対象に、歩行速度と平均余命との関連を調べた論文が発表されました。そこでは、いずれの年齢においても、歩行速度が速い人ほど平均余命が長いという結果が出ています。単に歩くのを早くしたからといって、寿命が長くなるわけではないようですが、早歩きできる運動機能を保つことが長寿に繋がるといえそうです。

と、いうことで。
長生きのヒケツはずばり「生き方はゆっくり、日々の動きはキビキビと」といったところでしょうか。
※JAMA.305(1):50-8,2011

2015/02/20 更新

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■健康は労働から生まれ、満足は健康から生まれる。
(けんこうは ろうどうからうまれ、まんぞくは けんこうからうまれる)

ウィリアム・ペティ(イギリス・経済学者)

この金言は、「身体を動かし、働くことで健康になる。健康になれば、仕事も遊びも楽しめる。だから、人生の満足感が得られる」と解釈できます。しかし現代の日本では、働くことで健康を害する人が増え、過労死やうつ病などが大きな社会問題になっています。

どうして、こんなことに?
理由は様々あると思いますが、時代が大きく変化したからではないでしょうか。
その昔。労働とは“自然や周囲の人と共存すること”でした。生きるために必要な分だけを生み出し、余剰分は周りのために残しておく…そんな考え方です。
しかし近代以降。労働は、できるだけ多くのものを生み出し、いかに自分が裕福になるかという“自然や周囲の人に打ち勝ち、支配すること”へとシフトしていきます。競争に負ければ、十分な食料やお金が確保できないかもしれない…そんな環境では、心身ともに休まることがありません。

今、必要なのは、健康に繋がる“自然や周囲の人と共存した働き方”ではないでしょうか。
「誰かのために働くことで、相手から感謝される。それにより心身が満たされ、満足感を得る。満足感は、次の労働へのやる気を生み出し、積み重ねていくうちに、いつしか幸せに満ちた人生になっていく…。」

ペティの言葉は、心身ともに豊かになれる社会への道しるべなのかもしれませんね。

2015/02/06 更新

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■「泣きな。いくらでも、気のすむまで泣いたらいいんだよ」
(なきな。いくらでも きのすむまで ないたらいいんだよ)

「男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎」より。

失恋した時に悲しい曲を聴いて、とことん泣き尽くす。ドラマや小説にありそうなシーンです。「どうして、わざわざ自分を追い込んでまで泣くの?」と思う人は、失恋経験のない幸せな人かもしれません。私はこれまでに何度、涙したことか………なんて話はさておき。
失恋でなくとも、悲しいことやつらいことがあった時、思いきり泣いたら心が晴れたという経験はありませんか?

これは、涙が持つさまざまな癒し効果のおかげ。泣くことで、緊張やストレスに関わる交感神経から、脳がリラックスする副交感神経へとスイッチが切り替わったり、苦痛を和らげるエンドルフィンというホルモンが分泌されたり。さらに、目から溢れ出た涙は、ストレス物質を体外へと押し流してくれます
こうした効果は、目の乾燥を防ぐための「基礎分泌の涙」や、タマネギを刻んだ時などに出る「反射の涙」にはありません。感動や悲しみといった感情から湧き出る涙だけが、心を癒してくれるのです。

近頃はそんな涙のパワーを利用した、「涙活(るいかつ)」なるストレス解消法も流行っているそう。方法は簡単。ティッシュ片手に、泣ける映画や音楽にひたり、思いっきり泣くだけ。心が疲れた時にはぜひお試しあれ。

2015/1/23 更新

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■「後で。今なんだかだるい(ゴロッ)」
(あとで。 いま なんだか だるい)

・・・思わずドキッとしちゃいますね(笑)。
今回ご紹介する、このことば。驚くことなかれ、誰もが知る猫型ロボット・ドラえもんの台詞なのです!日夜、のび太くんの手助けに励む聖人君子のようなドラえもんも、こんな愚痴をこぼすことがあるのですね。

気分が乗らない時、体調を崩した時に、思わずこぼしてしまう「だるい」。実は、地方によって、いろんな言い回しがあるそうです。

たとえば、
「しんどい」…関西を中心に使われます。金氏がある京都でも、よく使いますね。
「キツイ」 …九州地方で多く使われているそう。
「えらい」 …多いのは甲信、東海、中国地方。一部、関西でも使われています。
「こわい」 …北海道や東北など、北の方では一般的だとか。

他にも「つらい」「せこい」「たいそい」「せつない」「ものい」など。
耳なじみのあるものから、聞いたことがないものまで、様々な言い回しがあるのですね!
ちなみに若者の間では、「うっとうしい」や「わずらわしい」を意味する「うざい」と、「だるい」を組み合わせた、『うだい』なんて言葉が流行っているそうですよ。

がむしゃらに働いてばかりでは、体力にも気力にも限界が訪れます。時には、「だるい(ゴロッ)」と休むことも大切。十分に休養をとってしっかり力を蓄えたら、またシャッキリと元気に動き出しましょう!

2015/1/09 更新

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