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2023年12月 歳時記のある暮らし

小雪から大雪へと季節が進む師走のころとなりました。
皆様、すこやかにお過ごしでしょうか。
いつも『神秘の健康力』をご愛用いただき誠にありがとうございます。

 七日の大雪を境に本格的な冬が到来します。木の幹や枝葉に瑞々しさはなく落ち着いた色合いで季節の今を告げ、雪の多い地域では根雪が積もるころです。「山眠る」という季語のとおり自然は静けさに包まれますが、師走の暮らしはお歳暮、年賀状、大掃除など今年の締めくくりと新しい年への準備に忙しいものです。
八日は「針供養」。東日本では二月八日に行う所が多いようです。かたい布を幾度も潜り抜け働いてきた針に、せめて最後は柔らかい豆腐やこんにゃくに刺して労苦をねぎらい供養する風習で、物を大切にする気持ちが感じられます。
十三日は「正月事始め」。この日は、「鬼宿日(きしゅくにち)」といわれ婚礼以外のことは、何をするにも縁起が良い日として、大掃除や正月の準備にとりかかる日とされています。
二十二日は「冬至」。この日にかぼちゃを食べて風邪や中風の予防を願い、柚子湯に入って一年の心身の疲れをとります。太陽の力が一番弱まる冬至を境に再び力が甦ってくることから一陽来復(いちようらいふく)といい、良くないことが続いていても明日からは良いことがやって来る、そんな希望を感じさせる日です。
どこからともなく聞こえてくるクリスマスソングに年末の雰囲気が盛り上がるころですが、日本でのクリスマスのルーツは、一五五二年にフランシスコ・ザビエルがクリスマスのミサを行ったのがはじまりだといわれます。その後、織田信長と松永久秀との戦闘でクリスマス休戦が実施されたという記述が残されています。一九〇四年には、銀座のスーパーマーケットで店頭にクリスマスツリーが飾られ、一九一〇年にはクリスマスケーキが販売されました。
 臘八(ろうはち)のあとにかしましくりすます
正岡子規の二十五歳のときの句で、臘八という仏教行事のあとに訪れるクリスマスはやかましいものだと言っています。しかしその数年後、肺結核を患った二十九歳のときには、
 八人の子供むつましクリスマス
と、八人の子供が仲よく過ごしているクリスマスはよいものだと詠んでいます。最初は「くりすます」とひらがなでしたが、その後「クリスマス」とカタカナになっています。クリスマスは、だんだん親しみをもたれるようになったのですね。今では、バレンタインデーやハロウィンも季節の風物詩としてすっかり私たちの暮らしに定着しましたね。
最近のクリスマスコンサートでは、ゴスペルの人気が高まってきています。ゴスペルはもともと、奴隷制度が合法化されていた十七世紀半ばのアメリカ合衆国でアフリカ系アメリカ人が魂の救済を願い、神に感謝と賛美を捧げるために黒人教会で歌いはじめられました。
クリスマスのゴスペルの定番といえば「聖者の行進」。この曲は快活な調べのため、運動会の行進曲としても使われています。しかしこの曲は、もともとは葬儀の曲で、辛さから解放されて天国に行く人を明るく送り出そうという思いで演奏されました。ゴスペルに、明日への希望を見出そうとする力強い魂のエネルギーを感じ取り、クリスマスに寄せて平和への祈りを託す人が増えているのかもしれません。
十二月には他にも「羽子板市」、「納めの観音」や「終い弘法」と行事が目白押しです。忙しいなかでも行事やならわしを楽しみながら今年を見送りたいものです。
冷え込みが厳しくなり、風邪やインフルエンザが流行しますので、体調管理に気を付けてお過ごしください。

健康対策には高麗人参 健康食品『神秘の健康力』。
皆様のご健康をお祈り申しあげます。

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