

2025年2月 歳時記のある暮らし
百花の魁(さきがけ)といわれる梅の便りが届くころとなりました。
皆様、すこやかにお過ごしでしょうか。
いつも『神秘の健康力』をご愛用いただき誠にありがとうございます。
二月の和名は「如月」。寒くて衣を重ねてしまうことから「衣更着(きさらぎ)」とも、陽気が増してくるころであるため「気更来(きさらぎ)」ともいわれ、寒さの中にも春に向けての息吹が感じられます。
二日は雑節の「節分」、三日は二十四節気の「立春」。暦の上では冬から春へと季節が変わります。節分は季節の移り変わりの目安となる日で、二十四節気は農耕作業をすすめるための暦、七十二候は季節を気象や動植物などの自然界のサインで知る暦です。
季節の変わり目は体調を崩しやすく、昔から邪気が入りやすいと考えられていました。そこで、邪気を払ってから一年をスタートさせようと、節分に邪気払いと無病息災を願う追儺(ついな)が行われてきました。
追儺では豆をまいて鬼を追い払い、かわりに福を呼び込みます。また鬼は臭いものと尖っているものを嫌うとされているため、焼いた鰯の頭を柊の小枝に刺して門口に飾り、鬼が入ってこないようにします。
節分といえば恵方巻ですね。今年の恵方は「西南西」。恵方とはその年に福や金運を司る歳徳神(としとくじん)という神様がいる方角です。恵方巻は、幸運が途切れないように切らずに一本を無言で食べきることが大切といわれますが、くれぐれも誤えんや窒息にはお気を付けください。
雨の中に 立春大吉の 光あり 高浜虚子
まだ冷たい雨が降っていても、立春大吉の願いの込められたお札を見ると温かい光が差してくるような感覚になります。なお「寒中見舞い」の挨拶は、立春からは「余寒見舞い」に変わります。
節分の翌日に「立春大吉」のお札を貼ります。縦書きのこの四文字は左右対称で、表から見ても裏から見ても「立春大吉」と読めるため、万が一、悪い鬼が家に残っていても「あれ、まだ家の外か?入らなければ」と勘違いして外に出て行くという仕掛けです。自分から外に出て行くように仕向ける知恵に優しさとユーモアを感じます。立春に貼ったお札は一年間貼り続け、翌年の立春に貼り替えます。
十四日は「バレンタインデー」。その歴史はローマ帝国時代の聖ウァレンティヌス(英語読みでヴァレンタイン)に由来するといわれます。当時の皇帝は「家族」という守るものができると士気が下がると考え兵士の結婚を禁じていました。しかしキリスト教のウァレンティヌス司祭は禁令に背いて結婚式を執り行ったため捕らえられ二月十四日に殉教者となりました。以降、ウァレンティヌスは愛の守護者として祀られ聖人となり、毎年二月十四日はローマの国民が祈りを捧げる日となりました。さらに十四世紀ごろからは「バレンタインデー」として恋愛や親愛に結びつけられるイベントが世界中に広がったようです。日本ではチョコレートが主役となりますが、海外ではカードや花束、お菓子などを親しい人たちに贈ります。
十八日は二十四節気の「雨水」。空から降る雪が雨へと変わり氷が溶け始めます。早ければ春一番が吹いたり鶯の声がきこえる地域も出てきそうです。梅の便りを耳にしフキノトウや菜の花を野菜売り場で目にすると春の気配を感じます。ただし本格的な春は未だ遠く大雪が降ることもあり、三寒四温を繰り返しながら少しずつ春に向かいます。余寒厳しき折ですが元気に冬を乗り越えましょう。
健康対策には高麗人参 健康食品『神秘の健康力』。
皆様のご健康をお祈り申しあげます。
金氏高麗人参株式会社
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