① 参鶏簡湯(サムゲカンタン)
-
高麗人参を使った料理と言うと、一番に頭に浮かぶのが「参鶏湯(サムゲタン)」。
でも、ちょっとハードルが高そう。そこで、鳥の手羽を使った簡易版の参鶏湯はいかがでしょう?かんたんな参鶏湯ということで名付けて「参鶏簡湯(サムゲカンタン)」。 -
調理時間 3時間30分
-
1680Kcal
材料と分量【参鶏簡湯(サムゲカンタン)】(2人分)
鶏手羽先 6本
もち米 1/4~1/3カップ
高麗人参(生) 小1本18g
甘栗 6個
しょうが ひとかけ
長ネギ:1/2本
ニンニク 4かけ
水 適量
鶏ガラスープの素 小さじ2
塩・こしょう 適量
-
-
しょうがと長ねぎはザックリと大きめに切ります。高麗人参は6等分にします。甘栗はむいて、甘皮も取っておいてください。
-
高麗人参は、角切りよりも、細切りにしておく方が食べやすいです。
-
-
-
手羽先は、手羽先餃子を作るときのように、2本の骨の周りについている肉をずりおろすようにはがします。はがれにくいようなら、太い骨と細い骨のすじを切りながら、肉をはがしてください。
-
-
-
肉が下までさがったら、骨をひねって取り外します。手羽先が袋状になりましたね。骨は、出汁を取るのに使いますので、捨てないで取っておきます。
-
-
-
袋状になった手羽先にもち米と高麗人参と甘栗をつめます。高麗人参を長いまま入れて、隙間にもち米と甘栗を交互に入れます。詰め終わったら、中身が飛び出さないように、爪楊枝でとめます。
-
もち米は煮ると膨らみますので、あまりつめすぎないように。
-
-
-
大きめの鍋に、具が詰まった手羽先、手羽先の骨、しょうが、長ねぎ、ニンニクを入れ、たっぷりと水を注ぎます。 グツグツするまでは強火で、沸騰しそうになったら火を弱め、鶏ガラスープを加え、そこからはとろ火で3時間ほどゆっくりと煮込みます。 水が少なくなってきたら、足しながら途中で何度かアクを取りましょう。
-
シャトルシェフ(保温鍋)や圧力鍋を使うと、柔らかく煮込めますし、燃料の節約にもなります。
-
-
-
手羽先の肉がホロリと崩れそうな感じになってきたら、塩・こしょうで味付けして出来上がり。味付けは薄めにして、スープの味を楽しみましょう。みじん切りした長ねぎをトッピングにしてもいいですね。
-
おいしいポイント!
本格的な「参鶏湯」には及びませんが、高麗人参の滋養を取ることができるメニューです。
ナツメやクコの実が手に入るなら、詰め物の中に加えてください。